1中門
岡田記念ライブラリーは富士通研究所の施設内にあるため、仕事をしているときの気持ちを持ち込まないために、心の切り替えをする場が必要となります。
中門では木洩れ日を表現した照明、玉砂利、灯篭などにより非日常空間を演出し、ここで靴を脱ぎ、組子細工の扉をくぐることで日常から非日常に気持ちが切り替わります。
富士通の発展のために
研究開発のあるべき姿を広く考察すること、
研究者が自律的に自由な環境で
世界最高峰の技術開発を行うことを目的とし、
1962年に第5代社長の岡田完二郎は
富士通研究所を創設しました。
岡田記念ライブラリーは、岡田が所蔵していた
書籍が閲覧できる場所でしたが、
2019年にライブラリーの機能を残したまま、
「おもてなし」や「共創」を富士通研究所の
最新技術を通して体験できる「場」に
生まれ変わりました。
ICT企業の「おもてなし」を表現するために、
日本文化の「茶道」と富士通研究所の
「最新技術」を組み合わせ、
新しい日本文化の形を
五感で感じてもらうことを目指します。
岡田記念ライブラリーは富士通研究所の施設内にあるため、仕事をしているときの気持ちを持ち込まないために、心の切り替えをする場が必要となります。
中門では木洩れ日を表現した照明、玉砂利、灯篭などにより非日常空間を演出し、ここで靴を脱ぎ、組子細工の扉をくぐることで日常から非日常に気持ちが切り替わります。
岡田記念ライブラリーでは「おもてなし」の一つとして茶事を行うことができます。そのため、茶事が始まる前に来訪者はここで少し歓談をしてリラックスしながら、亭主が来るのを待ちます。亭主が来たら、ここから茶室へと入室します。
正座が難しい方はスツールに座って、茶室の外からも茶事を楽しむことができます。
第5代社長・岡田完二郎のメモ書きがある書籍や、岡田が掲げた理念の一つ「限りなき発展」と書かれた色紙などが展示されています。
また、岡田が富士通の社長となって行った改革などをまとめたヒストリームービーを見ることもできます。
富士通研究所の最新技術「Izumina」を通じて、新しい日本文化を五感で体験できます。
デジタル技術により、茶室の中にいながら四季を感じることができ、常に新しい体験をすることが可能です。茶道の心得がなくても茶事を楽しむことができるような仕掛けも用意しています。
ミニワークショップ、ミーティングなどを「Izumina」を通じて体験できます。
Salon側と茶室側の「Izumina」は連動し、作業中の画面や内容の共有がリアルタイムで可能となり、2組のチームでワークショップを行うことができます。